三島の家 |

三島の家
南側外観：太陽の光がメッシュに当たりキラキラと光る

農地と宅地が混沌とする敷地
大通りから住宅地に入り、さらに奥に入った3方向を農地に囲まれている場所に建つ夫婦と子供1人の住宅です。お客様の要望でもあり将来的に周辺に建物が立つ予定が無いため平屋建てを計画しています。人が集まるための広めのリビング・ダイニング、水廻りを集中した使い易い家事動線、収納力抜群の床下収納庫と個別収納とウォークインクローゼット、ステンレスで覆った輝く外観など住み心地と個性を合わせた家になっています。
昼間の外観：折り戸を開けて開放的な建物。
夜景の外観：内部からの光が外を照らす。

四角い建物
外観は四角い箱のような形をしています。南側には玄関アプローチ・外部スペースがあり深い庇を作ってあります。庇には網戸で使用されるステンレス製のメッシュを張り、開口部には４枚の折り戸を設置しています。シンプルな形状ですが折り戸の開け閉めによる内部にもたらす開放感の違い、太陽光に反射するメッシュの表情の変化、住むと言う時間を楽しめる家になっています。
外部アプローチ：一段上がった通路に玄関がある。折れ戸を閉めればプライベートな外部空間に。
外部スペース：庇とメッシュがあるので雨にも濡れない物干しスペース。

内部空間
床には白と茶のコントラストがあるアカシア材、壁には骨材を多めに入れて陰影を持たせた塗り壁、扉にはインパクトがある表情のレオ材を使用しています。
平屋建てですが地上から少し上がって玄関があり、リビングダイニングに行くには階段を下りる。上がって下りて半地下にいるような安心感と暖かみのある仕掛けがあります。
玄関から廊下：黒と茶色のゼブラ模様のレオ材の建具に対比する落ち着いたグレー色の塗り壁の空間
リビング・ダイニング①：一段下がって空間。天井高さは3.3mあり両側に大きな窓が付いている。
リビング・ダイニング②：左側には水廻りがあり、右側には玄関と個室がある。